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阪神淡路大震災から学ぶ。令和の防災対策を始めよう!

阪神淡路大震災から学ぶ。令和の防災対策を始めよう!
出典:(一財)消防防災科学センター「災害写真データベース」

今から28年前の1995年、阪神淡路大震災が起きました。
震源に近い神戸市の市街地を中心に、死者6,434人、負傷者43,792人に及んだ阪神淡路大震災。

この震災で分かったことや、教訓となったことが沢山あります。
そしてもちろん、28年の歳月の間に変わったことも沢山あります。

今回は1995年当時と「今」との共通点とや、昔と変わったことにも焦点を当てて「何を準備すればいいか」を考えてみましょう。

命を守るために重要なこと

まずは阪神淡路大震災で分かったことからお話していきます。
死因の殆どは圧死だった

阪神淡路大震災での犠牲者の大半は家屋の倒壊による圧死です。
家が崩れてしまう以外に家具類の転倒・落下・キャスター付き家具の移動などでの圧死もありました。
ですので家の耐震強度の確認や、家具類の転倒・落下・キャスター付き家具の移動防止が、身を守る為に最重要であると言っても良いでしょう。

また阪神淡路大震災が発生したのは、午前5時46分でした。
殆どの方が就寝していた時間帯です。
就寝中は最も無防備な状態ですので、まずは寝室の見直しから始めてみましょう。

●いつも寝る場所の頭上に、頭に落ちてぶつかるような重いものはありませんか?
●本棚やタンスがベッドの上に倒れてくるような位置にありませんか?
●本棚やタンスが倒れたり移動した場合に、出入り口をふさぐ恐れはありませんか?


心当たりがあれば、落下防止・家具の転倒・移動防止の対策を行ってください。
また、物が散乱した室内をはだしで歩くのは危険ですから、踏み抜き防止スリッパも用意しておきましょう。
足元灯や非常灯なども準備しておくことをおススメします。
耐震マット 家具・家電転倒防止
免震吸盤 家具・家電転倒防止 テレビ用


防活スリッパ
足まもりっぱ
レザー調 足まもりっぱ


黄色い星普段はコンセントタップや玄関ライトとして使えて非常時にも役立つアイテム
ライト付きコンセントタップ
LED 人感センサーライト 懐中電灯 2WAY
LED 人感センサーライト 懐中電灯 2WAY ソーラー式


もちろん、就寝場所だけでなく、他の部屋も対策をしておきましょう。
特にキッチンは家具が倒れた場合、散乱すると危険な物が多いので要注意です。
通電火災に要注意!

大正12年に発生した関東大震災から阪神淡路大震災まで、大規模な震災による被害は発生していませんでした。
そのため、関東大震災では焼死が多かったこともあり「地震が起きたら火を消す」というのが当時の教訓でした。

現在では、当時と比べて都市部の街区状況や建物構造は大きく変化しています。
たとえば、大きな揺れ(震度5相当以上)が発生したら都市ガスは停まりますし、石油ストーブは転倒時の自動消火装置がついたものが主流です。
しかしながら、神戸市内で101か所から火災が発生し、65万平方メートルが焼失しました。

なぜ神戸市では火災が発生したのでしょうか。
その原因は『通電火災』が殆どだったそうです。

総務省消防庁の集計によると、出火原因が明らかなもののうち、約6割が電気火災でした。
2011年の東日本大震災で発生した地震火災でも、主な原因となったのは電気関係の出火で、7割近くに達していました。

通電火災を防ぐには、消防庁が下記の3つのポイントを挙げていますので、確認しておきましょう。

①停電時は電気機器のスイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜く
②避難する時はブレーカーを落とす
③通電後は、しばらく電気機器に異常(煙、におい)がないか注意を払う。また、破損がないか確認する


当時一番困ったことは?

命が助かった後の避難生活中に一番困ったことは何だったと思いますか?

食料?電池?暖房?…

いいえ、実は『トイレ』です。

阪神淡路大震災では、兵庫県内の90%以上にあたる125万世帯で断水し、水洗トイレが使用できなくなりました。また、地震で断水しているため、避難所のトイレには汚物の山ができて「トイレパニック」という言葉が生まれたほどです。

実際に震災後に被災者に実施したアンケートによれば、一番困ったことの第1位はトイレ用水でした。第2位は水と食料で、第3位は電話の不通だったそうです。
水や食料よりも、トイレの問題が深刻だったことが分かります。
トイレの問題は、2011年の東日本大震災でも、2016年の熊本地震でも付きまといました。

なぜ、これほどまでトイレが問題化したのでしょうか?
それは水や食料はしばらく我慢できるのですが、排せつ(トイレ)は我慢できないからです。
実際に災害に合われた方たちは、災害発生から3~6時間ほどで、半数以上の人がトイレに行きたくなったそうです。
さらに、東日本大震災では、仮設トイレが設置されるまで4日以上かかったところが半数以上ありました。
人間は1日に平均6~7回トイレに行きます。
仮設トイレが来る4日間、排せつを我慢することは不可能です。

こうしたことから、防災を真剣に考えている人たちは、口を揃えて『トイレは重要!!』と言っています。
家具転倒・落下等の防止が出来たら、次はぜひ、トイレの準備を整えるようにしてください。

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二番目・三番目に困ったことから考えてみよう

さて、トイレの準備は整いました。
では今度は、困ったことの2位と3位に注目してみましょう。

水と食料

困ったことの2位は、多くの人が『防災準備と言えばコレ!』と思い浮かべるであろう「水と食料」です。
2019年に発生した令和元年房総半島台風でも、水と食料がないという切実な声がTwitter上に多かったそうです。
ですので、まずは保存水をご準備いただければと思います。
食料ですが、過去の災害では野菜やタンパク質不足で健康被害が生じたため、バランスよく準備しましょう。
被災時は調理をする気力や食欲がない場合もあるので、調理の必要がない物がおススメです。
エネルギー源になるもの   :アルファ化米や缶詰のパンなどの主食
ビタミンや食物繊維を補うもの:野菜スープや野菜のおかず
免疫力や体力をつけるための物:お肉・お魚のおかず


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阪神淡路大震災で困った3位は電話の不通

1995年当時は、携帯電話やスマートフォンが普及しておらず、主な連絡手段と言えば備え付けの電話でした。
昨今の災害状況からみれば、LINEなどのSNSを活用して連絡を取ることができるので、当時より楽になっています。

しかしながら停電してしまう事には変わりなく、電池が無くなれば連絡手段は途絶えます。
令和元年台風第15号及び19号では、各地で市役所による充電サービスがありました。
当然大行列になり「200人待ち、1人30分間の充電」となり、がっくりと肩を落とす人もいたそうです。
阪神淡路大震災から学ぶ。令和の防災対策を始めよう!
※写真は令和元年台風第15号の際に設けられた携帯電話各社の充電コーナー。充電できる台数が限られています。

テーマパークよりも長い大行列に並んで、30分しか充電できず、もしかしたら閉庁時間になって充電できないかもしれません。
ですので、非常時だけでなく日常でも使いやすいモバイルバッテリーだけでも準備しておいてください。

取りあえず1日をしのぐのであれば5000mAhあれば十分でしょう。
停電が長引くことも考えると、10000mAh以上のモバイルバッテリーを用意しておきましょう。
ソーラーパネルも合わせて準備しておいていただくと、スマホだけでなくモバイルバッテリーへの充電も可能です。

●PD20Wなので、高速充電にも対応!
SuperMini スーパーミニ 5K 5000mAh USB-PD20W充電対応

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●PC用やご家族分も対応したい方はコチラ
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●モバイルバッテリーへの再充電用として!
ポータブルソーラー充電器 7W
ポータブルソーラー充電器 7W
ポータブルソーラー充電器 14W


衛生対策はより重要になっている!!

1995年の阪神淡路大震災では、インフルエンザの大流行が起こったことで肺炎を起こす方も多く、災害関連死による犠牲者が増えました。
現在でもインフルエンザは恐ろしい病気ですが、それ以上に今怖いのが『新型コロナウイルス』ではないでしょうか。
阪神淡路大震災当時よりも、より犠牲者が多くなる可能性が高い為、衛生対策にも力を入れる必要があります。

新型コロナウイルスの対策で最も重要なのは「手洗い」です。
水が無くても手が洗えて保湿効果のある「temamori(てまもり)」や、消毒できるウェットティッシュを用意しておきましょう。
【ギフトセット(2)】てまもりプレミアムボックス(リッチローズ/ユーカリ/ライム)

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てまもりボックス(ユーカリ/ライム/ラベンダー)
てまもりボックス+(ユーカリ/ライム/ラベンダー/ピーチ)
てまもりボックス+(リッチローズ/ユーカリ/ライム/ピーチ)


また、災害時はお風呂に入れない為、ストレスがたまりやすくなります。
せめて身体が拭けるように、身体全体が拭ける大判のウェットタオルやドライシャンプーを準備しておきましょう。
背中も拭ける大判ウェットタオル
防災用ウエットボディタオル 10個セット
水のいらない全身キレイセット


防災セットは必要ないの?

以前よりも建物の耐震強度が上がったことや、新型コロナウイルスの蔓延に伴い、在宅避難を選択される方も増えました。
また、政府も分散避難を呼びかけており、車中泊やホテル泊での避難を検討する方も増えています。

しかしながら近畿地方は阪神淡路大震災のような内陸型の地震だけではなく『南海トラフ巨大地震』への警戒も必要です。
南海トラフ巨大地震が起きると、沿岸部は津波により被害を受けます。
特に大阪は、『海面より低い土地(海抜0メートル地帯)』が多い為、津波による浸水被害が大きくなることが予測されています。

沿岸部にお住まいの方や、上町大地よりも西の地域は浸水被害にあう可能性が高く、ご自宅で過ごせない可能性もあります。
まずはハザードマップを確認しましょう。
津波による浸水被害にあう可能性のある土地で、ご自宅が一軒家や5階よりも下にある場合は、防災セットを準備しておきましょう。

とりあえず、いつものカバンに入れておける、ポーチサイズの防災セットを用意しましょう。
企業の場合は、BCP対策の一環として従業員にすぐ渡せるように最低限の商品を集めたセットを用意しておきましょう。
モシモニソナエル 防災7点セット

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MUST HAVE Sサイズ
MUST HAVE Mサイズ
携帯用避難セット9点


避難所には女性用のアイテムの準備が不足しているとも言われています。
女性用の防災セットもございますので、こちらもご検討ください。
カバンだけでも高級感があり、防災セットっぽくない見た目でおススメです。
防災バッグ Taskee(タスキー) ブラック
防災バッグ Taskee(タスキー) グレージュ


避難所には椅子が無かったり、意外とラジオが役に立ったりということもあります。
アウトドア用チェアやラジオなどが入っている物も良いでしょう。
防災セットPRO-1 1人用
防災セットPRO-1 2人用
防災セットPRO 2人用 大容量バッテリーラジオライト付


『南海トラフ巨大地震』が今後30年以内に発生する確率が70から80%と非常に高くなっています。
今のうちに備えておきましょう。

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