大雨の時はどうしたらいい?豪雨災害について知ろう!
本日午前0時39分、気象庁が高知県に「線状降水帯発生情報」を発表しました。
「線状降水帯発生情報」は、線状降水帯とみられる現象が発生したことを知らせる情報です。
この情報が発表された地域では、土砂災害や浸水、河川の洪水など災害の発生に結びつくような非常に激しい雨が降り続いています。
2018年の西日本豪雨以降、毎年のように豪雨災害が日本各地で発生していますので、今年も警戒した方が良さそうです。
線状降水帯って何だっけ?
線状降水帯とは、次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなして、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる強い降水をともなう雨域のことです。
普通なら積乱雲は雨を降らせると1時間程度で消滅しますが、線状降水帯が発生すると後から後から次々と新たな積乱雲が発生して、同じ場所を通過し、長い時間、非常に強い雨が降り続き、大きな災害の要因となる集中豪雨を引き起こすことがあります。
過去の例としては「平成30年7月豪雨(西日本豪雨)」や「令和2年7月豪雨(球磨川の氾濫)」、そして昨年の「熱海市伊豆山土石流災害」等があげられます。
いずれも大規模な災害となり、非常に多くの方が被災されました。
大雨災害は河川の氾濫がなくとも、長雨により地盤が緩くなり、土砂災害が発生する恐れが大きく、油断できるものではありません。
避難はいつ、どうしたらいい?
「線状降水帯発生情報」が出たとしても、避難をすればいいのか、またいつ避難すればいいか、どうすればいいのか等、考えられたことはありますか?
もしかしたら「自分は大丈夫だろう」と考えられている方が多いかもしれません。
しかしながら西日本豪雨を例に挙げると、気象庁が事前に記者会見するなどして警戒を繰り返し呼びかけていたにも関わらず、ただちに避難しなかった人が多かったと言います。
『うちは大丈夫』『まだ避難しなくても大丈夫』など、正常性バイアスが働くことによって逃げ遅れる方が非常に多くいらっしゃったのです。
何か起きてからでは、何も準備が出来ませんし、逃げ遅れてしまう可能性も少なくありません。
「救助してもらえる」と思っていても、命が助からなければそもそも意味はないのです。
あなたの命を助けられるのは、他ならぬあなた自身です。
今からでも遅くないので、一度ご自身が避難の必要がありそうか、またいつ、どう避難すればいいのかを確認し、準備を整えていただければと思います。
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