9月7日は『ペット防災の日』です!避難準備はOKですか?

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2022年09月06日 17:38


災害時にペットとともに逃げる同行避難の方法を広めるNPO法人「ペット防災サポート協会」(東大阪市)が、9月7日を「ペット防災の日」と定めました。
これは昨年、共同通信をはじめ、各メディアで取り上げられました。

災害のとき、守るべきものは人間の命だけではありません。
家族の一員である愛犬や、愛猫などペットとの災害時の避難についても、ぜひ考えてみてください。
大事なペットを守れるのは、飼主の皆さんだけです。

NPO法人 ペット防災サポート協会様に教えて頂いたこと

ペット防災サポート協会様には様々なことを教えて頂きました。

過去の災害で、ペットと一緒だと避難がスムーズに進まなかったこと。
避難所で他の人とトラブルになったりするケースもあったこと。
やむを得ず車中泊を選び、健康を害してしまう方も居たこと。

避難準備がしっかり整っていたら…
避難所運営の方とうまく相談が出来ていたら…
車中泊を選ぶにしても、車中泊に慣れていれば…

もしもの話ではありますが、回避できた問題だったかもしれません。

そもそも、ナチュラムが防災を始めたきっかけは『アウトドアと防災には共通することが多い』というところからでした。
なのではじめは『人間の防災』のことしか、頭にありませんでした。
でも、ペット防災サポート協会様のおかげで、ナチュラムが出来るペット防災もあるのではないか?と気づきがありました。
ペットと一緒に非難する為の準備が、実はペットと一緒にキャンプやアウトドアを楽しむための準備と全く同じであることも分かりました。
だからこそ、ナチュラムでは『ペットと一緒にキャンプ』を楽しんでいただくことを推奨しています。

ペットと一緒にお出かけやキャンプを楽しんで!

いざという時、人も犬も緊張している中で、新しいものを使うのはハードルが高いそうです。
普段からしていることや、楽しみの中で慣れていってもらえば、それがそのまま防災対策になります。
台風の時でも、地震が起こった時も、「いつものコレ!」とすぐ準備できれば安心ですよね。

なので愛犬・愛猫とは沢山お出かけしてください。

「猫は外に出しちゃいけないのでは?」と思われる方も多いでしょう。
猫は環境の変化に対してストレスを感じやすい生き物です。
なわばり(家)から出たがらない子も多いですし、室内飼いが推奨されています。
でも、いざという時に外に出られない状態だと、猫も飼主さんも危険です。
常に外に出す必要はありません。
基本は室内飼いで、外出に慣れてもらうための練習しておくと考えてください。
また、室内飼いの場合であっても、感染症リスクはあるそうなので、ワクチン接種はかならずしておきましょう。

ペットとのお出かけやキャンプの準備については、こちらの特集ページに詳しくまとめております。
NPO法人 ペット防災サポート協会様に監修していただいておりますので、ご安心ください。


特集ページはこちら


車中泊も手段の一つです

「犬や猫と一緒に避難所に行くと迷惑になるのではないかな?」
過去の災害でも、そんな風に考えられた方が多数おられました。

でも家族4人+犬や猫などのペットのスペースが車の中に確保できるかというと…
車の中は狭いので、なかなか難しいところですよね。
なので、例えばお父さんとペットが車中泊をして、お母さんとお子さんは避難所に…など、うまく分散する方法も検討してみてください。

車中泊をする場合も、車中泊経験を全くしていない状態で、災害時の車中泊を行うのもなかなかハードルが高いです。
そこでレジャーとしての車中泊にチャレンジしてみて頂くことをおススメします。
ペットと一緒に避難を考えている方も、ペットと一緒の車中泊にチャレンジしてみてくださいね。
ペットと一緒に車中泊をしてみて、上手くいきそうだなと思ったら、車中泊も選択肢にいれてみてください。

やってみて初めて分かることも沢山あるはずです。

初めての車中泊おすすめグッズ特集はこちら